世紀は、射出成型合理化機器「ランナーレスシステム」の製造販売を展開している。ランナーレスシステムとは、射出成型加工の製造過程において、成型品には全く不要であるランナーを無くし、成型品のみを形成する金型内に組み込まれる合理化システムをいう。

ランナーレスシステムを組み込んでいない金型では、成型品部とランナーを金型から取り出し、切り離す必要がある。ランナーレスシステムを組み込んだ金型では、成型品部だけを取り出すことができる。原材料の削減や成型サイクルの短縮、成型品とランナーを切り離す2次加工が不要、廃棄物削減によりCO2排出低減につながる。

なお、ランナーレスシステムは、自動車関連や日用品関連、医療機器関連、家電、電子機器、OA関連機器など幅広い業種で使用されている。構成比では自動車関連が57%、日用品関連が13.1%となっている。

世紀は、省資源化・省エネルギー化システムであるランナーレスシステムを通じ、地球環境保全活動に積極的に参画。人類共通の課題である低炭素社会の成型・循環型社会の形成・自然共生社会の形成に寄与することが、企業として社会的責任を全うするに至る要件の1つとしている。


新規上場概要

項目 内容
上場予定日 2018年2月8日
1単元株式数 100株
主幹事 野村證券
公募・売出 45万5400株
オーバーアロットメント 6万8300株
仮条件決定 2018年1月22日
ブック・ビルディング期間 2018年1月23日~2018年1月29日
公開価格決定日 2018年1月30日


経営戦略

国内では、成長が期待される自動車、医療、日用品業界に注力し、商品シェアを拡大する。海外では、中国での内製を拡充し、現地生産を拡大。フィリピンでは設計体制の強化とフィリピン国内日系企業への販売強化を行う。欧州ではドイツで基盤を強化。アメリカでは現地法人を設立して販売・サービスを継続的に強化する。


世紀の業績推移

  売上高 経常利益 純利益 純資産 総資産 自己資本比率
2017年(4-9月) 18億円 3.6億円 2.4億円 15億円 23億円 65.9%
2016年 31億円 5.2億円 3.3億円 13億円 21億円 64.8%
2015年 29億円 5.6億円 3.6億円 11億円 19億円 58.9%