安倍晋三首相は、2016年6月1日、2017年4月に予定する消費税率の10%への引き上げを2019年10月まで先送りすることを表明した。伊勢志摩サミットで世界経済が危機に陥るリスクを指摘。世界経済の新たな危機を回避するため、財政戦略を機動的に実施する方針を確認した。増税延期で消費を下支えし、デフレ脱却を目指す。

政府は2020年度にプライマリーバランスを黒字化するとしており、その前年までには消費増税を実施する必要があると判断している。


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消費税率の10%への引き上げ 2017年4月→2019年10月