マクセルは、2019年9月20日、硫化物系固体電解質を用いたコイン型全個体電池のサンプル出荷を開始したと発表した。国内ウエアラブル機器メーカーとの共同開発により、製品化・量産出荷。以降は他のウエアラブル機器やIoT機器向けにも展開する。

今後は、車載機器やIoT機器など、従来のリチウムイオン電池では対応できなかった高い耐熱性や長寿命性が求められる市場にも展開するとしている。

なお、硫化物系固体電解質には、三井金属との協業による材料を使用しているとしている。