中国財政省は2016年12月15日、今年末で期限が終了する予定だった小型車販売の減税措置を1年延長すると発表。現在、排気量が1600cc以下の小型車の自動車取得税の税率は5%だが、減税幅は半分に圧縮され、17年1月から12月末まで税率を5%から7.5%に引き上げるという。18年1月からは10%に戻すとしている。

中国政府は今秋から減税措置の扱いを検討してきたが、単純に減税を打ち切ると反動による販売減が大きいと判断。中国経済の安定成長のためには自動車産業の発展が欠かせないとし、減税継続で景気を下支えする効果を期待する。
 

中国 小型車販売の減税措置1年延長

項目 内容
税率 5%→7.5%(2017年1月~12月末)
10%(2018年~)