東芝は、2015年2月5日、韓国SKハイニックス社と次世代半導体露光技術「ナノインプリントリソグラフィ(NIL)」の共同開発をすると発表した。開発費用を折半。2015年4月から開発を開始し、2017年の実用化を目指す。
NILは半導体メモリーの回路線幅をより微細化する半導体露光装置候補の1つ。微細の凹凸がついた原板をウエハーに押しつけて半導体回路を形成する。
東芝は回路線幅が15ナノメートルのNAND型フラッシュメモリーを2014年から量産。既存技術では微細化の限界とみられている。半導体メモリーの回路線幅をより微細化し、性能向上やコスト競争力の強化につなげる。
東芝 半導体回路の微細化技術を開発へ
項目 | 内容 |
開発 | 半導体メモリーの回路線幅をより微細化する半導体露光装置 |
実用化 | 2017年 |