スマートカー向け部品企業の動き。衝突回避や車載距離を一定に保ったりできる機能を備えた新型車向け部品を生産。

電子情報技術産業協会(JRITA)は、世界の車載用電子機器市場が2020年に34兆円、通信用部品などスマートカーに搭載する最先端品の需要は2020年に1億1600万個と2012年の13倍に拡大する見通し。
 

スマートカー向けの主な部品企業の動き

コード 企業 内容
6502 東芝 画像認識半導体
6770 アルプス電気 車同士の通信に向けた無線モジュール
6762 TDK ステアリング制御を高めるセンサー
5801 古河電気工業 障害物を検知するレーダー
6767 ミツミ電機 夜間の歩行者でも検知できるミリ波レーダー

 【東芝】
雨天など運転手の視界が悪い時でもカメラが撮影した映像を分析し、危険回避を手助けする大規模集積回路(LSI)。夜間の歩行者に加え、色からも標識を識別。画像情報を時系列で分析し、落下物なども検知できる。

2015年内に量産を開始し、デンソーに供給。デンソーが安全システムに製品化して、トヨタ自動車が2015年度に売り出す車に採用される見通し。2018年に欧州で施行予定の安全基準に対応し、衝突回避などの運転支援システムへの採用を目指す。


【アルプス電気】
車同士の通信に向けた無線モジュールを開発し、2015年度にも量産する。


【古河電気工業】
自動車の先進運転支援システム(ADAS)用の障害物を検知するレーダーを開発。電波を送り、反射して戻ってくる時間で障害物との距離を測る。検知する範囲が広く、複数設置することで全方位で障害物との距離を測定。自動車だけでなく、歩行者も認識できるという。量産化を進め、日本や欧米の高級車への採用を狙い、2020年に売上高100億円を目指す。


【TDK】
自動車のステアリング制御を高めるセンサーを2015年度から量産。秋田県に新設する工場でも車載用部品を生産。投資額は250億円。稼動は2016年末。