日産自動車は、三菱自動車の燃費データ改ざん問題で、顧客に燃料代の差額を補償する方針。対象は三菱自動車から供給を受けていた「デイズ」「デイズルークス」で46万5000台を販売している。正しい燃費値を再測定し、使用年数などに応じて顧客の損失分を補償。補償にかかる費用は三菱自動車が負担する。

また、日産は生産中止に伴い販売店が被る損失について三菱自動車に請求するとみられる。三菱自動車は、燃費性能の差によって生じるエコカー減税などの差額についても、自治体などに支払う方針。