日本銀行は、国内の金利が全ての年限で上昇した場合の国内銀行が保有する債券評価額への影響を試算した。 1%の上昇で6.6兆円減、2%の上昇で12.5兆円減、3%の上昇で16.6兆円減となると分析している。 また、長期金利が上がる一方、短期金利が上がらない場合、長期金利が1%の上昇で3.6兆円減、2%の上昇で4.6兆円減、3%の上昇で7.8兆円減となると分析している。 一方、日銀はこの程度の金利上昇であれば、銀行の自己資本に深刻な影響は出ないとの見方を示している。 {金利上昇時の国内銀行保有債券の評価額への影響}
1%上昇6.6兆円減
2%上昇12.5兆円減
3%上昇16.6兆円減
*金利1%上昇の内訳 ・大手行 3.2兆円 ・地域金融機関 3.4兆円 【[投資関連情報へ[2066]]】