オーストラリア準備銀行(中央銀行)は、2013年7月2日、政策金利を2.75%に据え置くことを決定した。
オーストラリアドル高により製造業者・小売り業者は海外市場及び海外オンライン販売業者に対する競争力が低下していた。オーストラリアドルが2013年5月以降で約10%下落したことから、これらの影響が軽減された。
準備銀行スティーブンス総裁の声明によると「オーストラリアドルは4月始め以降およそ10%下落しているが、なお高水準にある」「時間と共にオーストラリアドル安がさらに進み、それが経済成長の不均衡是正を促す上で役立つ可能性がある」と述べた。