住友化学は、2022年3月期までの3年間で設備投資やM&Aに約7000億円を投じ、営業利益2600億円を目指す計画。

設備投資に5000億円を充当。正極材やセパレーターなどの電池材料や5Gを見込んで基板材料になる液晶ポリマーを増産する。石油化学分野でもシンガポールで基礎化学品「プロピレン」を原料にした高機能製品のプラント新設を検討する。

医薬品分野に2000億円を充当。抗精神薬「ラツーダ」の特許切れに備える必要があり、大型M&Aも検討する。

住友化学の銘柄診断