住友化学は、2015年6月10日、リチウムイオン電池の主用部材であるセパレーターの工場を韓国に建設すると発表した。投資額は80~90億円。生産能力は年7000万平方メートル。稼動は2017年。

自動車部品の関税撤廃を目指す米韓自由貿易協定(FTA)を活用。パナソニックと米テスラが米国で建設する車載電池工場に出荷する見通し。

住友化学は、セパレーターの世界シェアを5~10%、車載電池向けでは約30%持つとみられる。


住友化学 韓国でセパレーター工場

項目 内容
投資額 80~90億円
対象 韓国でリチウムイオン電池のセパレーター工場建設
生産能力 年7000万平方メートル
稼動 2017年