FRBは、2016年12月14日、FOMCで短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を年0.25%~0.5%から0.5%~0.75%に引き上げた。イエレンFRB議長は「失業率が一段と低下し、インフレ率も目標の2%に近づいた」「今後数年間にわたって緩やかな利上げを続けるのが適切だろう」とした。

また、2017年中に3回の利上げを中心シナリオとし、引き締めペースの加速を見込んだ。一方、トランプ次期大統領の政策運営が米経済に与える影響を見極め、利上げペースを速めるかどうかを慎重に判断する意向も表明した。


FRB 0.25%%利上げ

項目 内容
金利 0.25%~0.5%→0.5%~0.75%
中心シナリオ 2017年中に3回の利上げ