FEBのパウエル新議長は、2018年2月27日、就任後初めての議会証言に臨んだ。パウエル議長は「雇用と物価という2つの目標を達成するには、更なる段階的な利上げが最善の策だろう」「物価の停滞は一時的な要因で、今年は上向く」「経済の過熱を回避しながら2%の物価目標を達成するというバランスを取っていく」とした。

インフレ懸念が強まれば利上げを加速し、物価低迷が長引けば引き締めを減速する柔軟な政策運営を目指す考え。