FRBは、2017年12月13日、FOMCで1~1.25%から1.25%~1.5%への利上げを決めた。今後の利上げシナリオは、2018年が年3回、2019年は年2~3回との見通しを公表した。

物価では「物価低迷は一時的で、数年のうちに2%に達する」とし、2018年は1.9%、2019年は2%に届くとした。一方、「我々の物価の理解は完全ではない」とした。

イエレン議長は2018年2月で退任。次期議長にはパウエル理事が、現体制の緩やかな利上げ路線を維持するとしている。