FRBのイエレン議長は、2016年9月28日、米下院金融サービス委員会で「米景気の改善が見込み通り進めば、年内に1回の利上げが適切だと考えている」と表明した。

米雇用情勢については「労働力を維持するために必要なペースを十分に上回っている」「失業率が下がらず、物価上昇率も高まっていない」とし、先行きの利上げ判断は、失業率と物価の2つの指標が左右すると示唆した。