大阪ガスは、2013年12月20日、米国ピアソール・シェールガス・オイル開発プロジェクトにおいて、経済性に見合った油・ガスが取り出せないことから、減損損失約290億円を特別損失に計上すると発表した。 大阪ガスは2012年6月に米キャボット社から権益の35%を200億円で取得。2012年から30年にわたり天然ガスの生産を行い、米国内で販売する計画で、累計330億円を投資してきた。しかしながら、地層に難があり、現在の採掘技術では経済性に見合った量を確保できないことが判明した。 {大阪ガスの米ピアソールシェールガスプロジェクトの投資推移}
期間 内容 金額
2012年6月 権益取得 200億円
2012年6月~2013年12月 累計投資 330億円
2013年12月 特別損失 290億円