東洋製罐グループホールディングスは、2018年2月7日、子会社の東洋鋼鈑にTOBを実施すると発表した。保有割合は47.5%。完全子会社化を目指す。投資額は379億円を予定する。開始は2018年3月下旬。

東洋鋼鈑は、東洋製罐グループ各社にスチール缶原料を供給している。国内需要の減少や原材料費の上昇が重荷となっていることから、間接部門の集約や共同開発による競争力強化を狙う。