東京ガスは、2016年1月15日、米国のシェールガス開発事業で106億円の減損損失を計上すると発表した。事業は米テキサス州で展開するシェールガス開発事業「バーネット」。米国の天然ガス価格の指標となる「ヘンリーハブ」は100万BTUあたり3ドル程度を想定していたが、2ドル台前半まで下がり、採算が悪化した。

東京ガスはシェールガス田の権益25%を4億8500万ドル(約460億円)で取得。2015年3月期にも230億円の減損損失を計上した。