京都大学の山中伸弥教授らは、2019年夏にもiPS細胞の製造や供給を担う新法人を設立すると発表した。京都大学iPS細胞研究所からiPS細胞の製造などを担う約100人を分離し、公益法人を立ち上げる。

品質の揃ったiPS細胞を保管する。また、患者一人一人の体から再生医療に役立つiPS細胞を作るなど技術開発にも取り組む。臨床研究を手掛ける大学や研究機関、企業にも提供。再生医療製品の販売を目指す企業向けの細胞開発も視野に入れる。