米国は原油の輸入停止など、非常事態に備えた戦略石油備蓄を一部売却する検討に入ったもよう。日本経済新聞が報じた。米国には約6億9000万ばれるの戦略石油備蓄がある。売却を検討するのは備蓄量の8%強にあたる5800万バレル。売却期間は2018年度(2017年10月~2018年9月)から8年間。

計画では2018年度に500万バレルを売却。徐々に売却量を増やし、2023年度から2025年度の3年間は年1000万バレルを売却する。売却で得た資金は、国内のインフラ投資などの財源とする。


米国 石油備蓄を一部売却か

項目 内容
備蓄量 5800万バレル
売却額 500~1000バレル
期間 2018年度から8年間
使用使途 米国内のインフラ投資など