石油輸出国機構(OPEC)は、2016年6月2日、増産凍結を見送った。競合するシェールオイルの減産やナイジェリアの正常不安などで原油市場の需給改善が想定より進んだ。原油生産量は加盟13カ国で日量3200万バレルとみられる。

OPECは、2015年12月4日、日量3000万バレルの生産目標の明示を取りやめ。目標を上回る原油生産の継続を容認している。