FRBは、2015年7月29日、FOMCで事実上のゼロ金利政策を維持することを決めた。米経済は「この数ヶ月で緩やかに拡大した」とし、設備投資や輸出が弱含んでいるものの、個人消費や住宅市場が回復している。雇用では底堅い増加や失業が減少し、労働市場の改善が続いたとした。利上げは労働市場がさらにいくらか改善した上で、物価が上昇するという合理的な確信が得られれば、利上げに動くとした。


FOMC 2015年7月

項目 内容
ゼロ金利政策 維持
米経済 この数ヶ月で緩やかに回復した
雇用 改善が続いた
利上げ 「労働市場のさらにいくらかの改善」「インフレ率上昇の合理的な確信」が条件