武田薬品工業は主力の前立腺がん治療薬「リュープリン」の生産能力を約20%増強するもよう。日本経済新聞が報じた。大阪と山口にある工場に計140億円を投資。大阪工場は2017年、山口工場は2019年に稼動し、生産能力を20%増強する。

リュープリンは特許は切れており、後発薬が販売されている。日本で販売されている後発薬の効き目は1ヶ月であるのに対し、武田薬品の効き目は6ヶ月。海外で販売しているが、日本で2014年9月に承認申請し、2015年中にも認可を得られる見通し。


武田薬品 前立腺がん治療薬を増産

項目 内容
投資額 140億円
対象 大阪と山口工場の生産能力増強
生産能力 20%増
稼動 大阪2017年 山口2019年