武田薬品工業は2015年12月16日、英製薬大手のアストラゼネカに、海外で展開している呼吸器薬事業を売却すると発表。売却額は約700億円で、16年3月末までに完了する予定。対象となるのは、ぜんそく薬「ダクサス」と同「アルベスコ」、アレルギー用点鼻薬「オムナリス」の治療薬3品。 移管の完了にあたり、一定数の従業員がアストラゼネカ社に移籍される。
売却により呼吸器薬事業を切り離すことで、がんや消化器領域などを重点分野に定め経営の効率化を図るという。

武田薬品 アストラゼネカ社へ呼吸器薬売却

項目 内容
売却金額 700億円
対象 呼吸器薬事業
売却時期 2016年3月末