武田薬品工業は、2019年5月9日、眼科用治療薬「シードラ」事業を売却すると発表した。売却額は約5800億円。完了は2019年後半。シャイアー買収で増加した有利子負債の返済に充当する。

シードラは武田薬品が買収したシャイアーが保有するドライアイの治療薬。武田薬品はがんや希少疾患などを中核とし、それ以外の領域では事業売却を進める方針。