アイロムホールディングスは、2014年12月2日、エイズ予防ワクチンの臨床試験で安全性が確認されたと発表した。臨床試験は2013年4月に開始され、合計65人に投与。重篤な副作用は確認されなかった。今後は、有効性を確かめる2段階の臨床試験に移る予定。

ワクチンは針を使用せず鼻粘膜に噴射またはドロップすることで投与する。エイズ予防ワクチンは各国で研究されているが、まだ実用化されていない。アイロムホールディングスは2020年の製品化を目指す。