天然ガス価格の下落で天然ガス火力発電の比率が高まり、石炭を利用する石炭火力発電の比率が低下している。 そのため、今後150億ドル規模の天然ガス火力発電投資が計画されており、シーメンス、アルストム、三菱重工業が米国に発電量ガスタービン工場を新設している。 この石炭からガスへのエネルギーシフトの進行で、資源大手が建機の発注を絞り込んでいる。建機大手米キャタピラーでは、2012年半ばから新興国経済が失速し、建機在庫が積み上がっている。