大阪大学は、2018年12月26日、傷ついた角膜をiPS細胞で再生する臨床研究計画を承認した。2019年1月に厚生労働省に計画書を提出。5~6月をめどに臨床研究が始まる。

対象は、角膜が濁って視力が低下する「角膜上皮幹細胞疲弊症」。京都大学が備蓄するiPS細胞を角膜細胞に育て、シート状に加工。患者に移植し、1年間の安全性を調べる。

順調に進めば、企業主導型の臨床試験に移行する。