三菱レイヨンは2016年6月27日、風力発電機の羽根や自動車部品での需要が伸びるとみて、広島県大竹事業所の工場で炭素繊維の生産能力を約4割引き上げると発表。投資額は20億円弱で、繊維を焼成する条件を調整したり、生産品目の切り替え時間を短縮できるように設備を改良する。

ボトルネックになっている工程をなくし、現在は年2700トンの能力を2017年9月までに3900トンに増やす計画。
 

三菱レイヨン 広島で炭素繊維の生産能力を引き上げ

項目 内容
投資金額 20億円弱
対象 炭素繊維の生産能力増強
生産能力 年2700トン→2017年9月までに3900トン