三菱レイヨンは強度を1.5倍に高めた高強度炭素繊維を開発し、欧州エアバス新型機「A320neo」のエンジン部品にこの炭素繊維を供給すると発表。現在、三菱レイヨンの炭素繊維事業の売上高約600億円のうち、航空機関連は10%弱にとどまっている。今回の新開発炭素繊維で航空機需要の開拓を進め、将来はエンジン部品での実績を30%程度まで高めるとしている。