ウクライナとロシアは、2014年10月30日、2015年3月までの天然ガス供給再開で合意した。ウクライナは滞納していたガス代金のうち31億ドルを年末までにロシア側に支払う。ロシア国営天然ガス大手ガスプロムに対する債務の一部返済や11月と12月の供給に対する前払い分16億ドルに充てられる。また、EUなどがウクライナに金融支援を行う。

これにより今冬の欧州での天然ガス供給不足は回避される見通し。