2012年度に買収した海外6社の業績貢献を始め、4~6月期の連結売上高は2112.76億円と前期比18%の増収となり、四半期で初の2000億円を突破し過去最高を更新した。営業利益は前期の収益構造改革と増収の効果で予想を過達。純利益も133.59億円と前期比0.6%増となりV字回復を本格的に開始。通期業績予想を売上高8000億円から8200億円、営業利益700億円から750億円、税引前純利益680億円から730億円、純利益500億円から535億円に上方修正した。 為替は4~6月の平均為替レートは1ドルあたり98.76円で前年同期比18.56円の円安、1ユーロあたり128.95円で前年同期比26.04円の円安が進んだ。為替の業績への影響は売上高で約299億円の増収、営業利益では約43億円の増収要因となった。 また、今後の成長を担う重点2事業「車載及び家電・商業・産業用」製品グループの4~6月期営業利益は45億円となり通期200億年が射程内に入った。 {主要業績指数推移と進捗率}

業績 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益 配当予想 純利益進捗率
決算予想 8200億円 750億円 730億円 535億円 398.72億円 85円 -
第1四半期 2112.76億円 180.8億円 173.99億円 133.59億円 99.56円 85円 24.9%

{経営計画} 2023年頃までに約5ヶ所の工場を建設する計画。自動車や家電に使うモーターや電子部品を生産する。経済成長でエアコンや洗濯機、自動車の需要が伸びるインドや中近東のメーカーに販売する