政府は自動車の自動走行実用化に向けて、企業を後押しする体制づくりに乗り出す。省庁横断の新組織を設け、2020年までに地域を限って規制を緩める特区内での公道実験を検討する。 自動車の自動走行システムは、自動車同士での通信で車間距離を一定に保ち運転される。道路に付けたセンサーなどから情報を受け取り、車庫入れや交差点の死角で見えない歩行者を認識できるようにもなるという。 政府は2013年度内に公道で実験を行う。システムの安全性などを確認しながら、2020年までに特区を活用し、市町村レベルより広い範囲で公道での実験に踏み切る計画。 【[経済データ一覧へ[2044]]】