タカラバイオは、2019年4月18日、三重大学と新規CAR遺伝子治療の共同研究を開始したと発表した。共同研究では、CAR遺伝子治療の課題と言われている、治療効果の持続性向上、血液がん以外の固形がんに対する適応拡大に焦点をあてるとしている。

CAR遺伝子治療は、免疫細胞であるT細胞に、がんに対する攻撃性を高めるCAR遺伝子を導入した遺伝子導入細胞を作製し、患者に投与する治療法。