三菱東京UFJ銀行が、仮想通貨の世界最大の取引所を運営する米コインベースと資本提携すると報じられた。出資額は数億円と見られる。円やドルの海外送金の仕組みなどを開発する方針。利用者は手数料の低下や手続きの時間短縮などが期待される。円やドルの海外送金でも数千円の送金手数料が大幅に削減できる見通し。仮想通貨を現金に戻す際に、まず三菱UFJ銀行の口座を通じて取引する仕組みになるもよう。

米コインベースは、32カ国に約400万人の利用者を持つ。米当局などの認可も得ている。