日立製作所は、2016年~2018年にセンサーや人工知能、ロボットに集中投資する計画。研究開発費は年5000億円規模となる見通し。製品供給型からビッグデータ解析を使って顧客の課題解決を総合的に支援するサービス型に転換。売上高に占めるサービス比率を2014年の40%から2018年に50%に高める方針。

センサーや人工知能などIoT分野では、2016年4月4日に米国でIoTに関する基盤技術の開発拠点を設置すると発表。2016年~2018年に1000億円を投資する。鉄道車両や太陽電池モジュールの劣化状況を常時把握し、設備稼働率を高めたり、修理回数を抑制したりする技術。センサーで店内の顧客行動パターンの把握や人工知能で解析することで、顧客の製品需要動向を予測。工場の生産計画を提案するなど店舗の業績を引き上げる技術。電力使用状況を分析し、効率的な発電方法を提案したりする技術などを開発する。

ロボットでは、2016年4月8日、ヒト型ロボット「エミュー3」を2018年をめどに実用化すると発表。空港や駅など巨大施設内で観光案内や接客をこなし、4カ国語で訪日外国人にも対応する。日立製作所が販売するインフラのオプションとして企業向けに提供する計画。


日立製作所 IoTとロボットに集中投資

項目 内容
計画 売上高に占めるサービス比率 2014年40%→2018年50%
IoT 鉄道車両やタイヨウ電池モジュールの劣化状態を把握し、設備稼働率の向上や修理抑制
顧客の製品需要動向を予測し、店舗の業績を引き上げる提案
電力使用状況を分析し、効率的な発電方法を提案
ロボット ヒト型ロボット「エミュー3」を2018年をめどに実用化
空港や駅など巨大施設内で観光案内や接客

 

日立製作所の銘柄診断へ