三菱ケミカルホールディングスは、積層セラミックコンデンサーの加工に使う薄膜PETフィルムを増産する。投資額は約140億円。インドネシアに新たな生産設備を導入。2021年の完成を目指す。生産能力は2.5万トン規模になる見通し。

5G基地局やスマートフォン向け電子部品の需要増に対応する。5Gの本格的普及で、スマートフォンや基地局向けにセラミックコンデンサーの需要が高まる。また、自動運転などの用途も見込まれている。