政府は、法人税率引き下げの財源捻出のため、企業の繰越欠損金制度を縮小する方針。

欠損金の繰越控除では、企業は税務上の赤字を翌期以降に繰り越し、黒字と相殺し、税負担を減らすことができる。中小企業は毎年の黒字から無制限、大企業は黒字の80%を差し引ける。2015年度以降は際引ける割合を60%に縮小する方針。

これにより、3000億円の増収が見込まれる。また、赤字企業にも課税する外形標準課税を拡大し、7500億円程度の財源の捻出する計画。


法人税 欠損金繰越控除を縮小

項目 内容
繰越控除縮小 80%→60%