英国のオズボーン財務相は2016年3月16日、20年4月までに法人税率を現在の20%から17%に下げると表明。17年に19%、20年に17%と段階的に引き下げ、外国企業の進出を促す狙い。中小企業向けの税負担の軽減策も盛り込み、伸び悩んでいる賃金の上昇を後押しするもよう。また、個人投資家向けの支援策としては、個人貯蓄口座(ISA)の制度を大幅に拡充する。17年以降、非課税枠を約319万円と約3割増やす計画。