富士フイルムは、2014年9月26日、グループの富山化学工業が開発した抗インフルエンザウイルス薬「ファビピラビル」が、エボラ出血熱の治療で、フランスの病院で投与されたと発表した。

菅義偉官房長官は、2014年8月25日、世界保健機関(WHO)などから要請があれば、富士フイルムホールディングスの富山化学工業がインフルエンザ治療薬として開発し、エボラ出血熱への効果が期待される「ファビピラビル」を提供する用意があると表明。フランスの政府機関であるANSMより提供の依頼があり、提供した。