サイバニクス技術を駆使して開発した人間装着型ロボット「ロボットスーツHAL」を作製。HAL下股タイプを国内福祉分野及びドイツでの医療分野を対象に事業を展開している。 EUでの医療機器認定であるCEマーキングを取得し、2013年8月よりドイツで事業を開始。米国では、医学分野で全米トップクラスの大学病院での臨床試験を推進する予定で、早期のFDA許可を目指す。日本では、2013年4月より医療用の希少性難治性疾患患者に対する医師主導治験が開始。早期の薬事承認を目指している。 {新規上場概要}
 上場予定日  2014年3月26日
 1単元株式数  100株
 主幹事  SMBC日興證券
 公募・売出  211万7700株
 オーバーアロットメント  30万4200株
 仮条件  2700~3700円
 ブック・ビルディング期間  2014年3月10日~2014年3月14日
 公開価格  3700円
【主要株主】
コード 企業 保有割合
 1925  大和ハウス 25.65%
 8439  東京センチュリーリース 3.19%
{主要業績指数推移}
  売上高 経常利益 純利益 純資産 総資産 自己資本比率
2012年 2.8億円 ▲5.6億円 ▲5.7億円 25億円 29億円 86.2%
2011年 3.4億円 ▲5.8億円 ▲5.9億円 30億円 37億円 82.8%
2010年 2.8億円 ▲6.7億円 ▲6.2億円 15億円 46億円 32.3%
2009年 1億円 ▲7.6億円 ▲7.8億円 19億円 28億円 65.7%
2008年 0.4億円 ▲9億円 ▲11億円 26億円 38億円 70.6%
【ロボットスーツHALの導入状況】
2009年 2010年 2011年 2012年
 導入状況 84台 195台 297台 329台
【主は販売先】
2011年 2012年
売上高 割合 売上高 割合
 大和ハウス 1億円 31.9% 0.4億円 15.2%
{市場規模} 【医療機器の世界市場シェア】
EU 米国 日本
 医療機器市場シェア 31% 39% 9%
【日本の介護ロボット市場規模】
2015年 2020年
 介護ロボット市場規模 23億円 349億円
{経営戦略} ロボットスーツHALは、EUで医療機器としてのCEマーク認証を取得。医療機器市場世界シェア31%のEU全域で販売が可能となった。2013年8月より世界シェア8%のドイツで事業を開始。スウェーデンでも臨床試験を重点的に実施する。世界シェア39%の米国では、医学分野で全米トップクラスの大学病院での臨床試験を推進する予定で、早期のFDAの許可を目指している。世界シェア9%の日本では、2013年3月より希少性難病性疾患患者に対する医師主導治験が開始しており、早期の薬事承認を目指している。