ホンダとGMは、2013年7月2日、燃料電池車などの共同開発で提携すると発表した。提携するのは燃料電池車の基本システムや水素燃料の貯蔵システムの共同開発で、資本提携や車両の量産などは含まない。2020年頃に量産価格帯である500万円程度の燃料電池車を販売する方針。 米国ではカリフォルニア州などが自動車メーカーに対し州内で販売する自動車の一定割合をハイブリッド車や電気自動車など有害物質の排出が少ない「ゼロ・エミッション車」とすることを義務づける方針で、今後各国の環境規制が強化される可能性がある。 ホンダとGMは燃料自動車分野の特許総合力が共に高く、豊富な特許を生かして開発を加速する。 {燃料自動車3陣営}
企業 提携 提携内容
ホンダ  GM  基本システムや水素燃料貯蔵システムの共同開発
トヨタ  BMW  基本システム
 日産・ルノー  ダイムラー フォード  燃料電池システムや部品規格を共通化
【BMW】水素ボンベなどに使う軽量素材「炭素繊維」関連の技術に強み