2013年7月に原子力発電所の新しい規制基準が施行されるのに合わせて、電力各社は原発再稼働を原子力規制委員会に申請する見通し。 新規制基準への対応が進むのは格納容器が大きく、設備の整備で猶予期間が認められる加圧水軽水炉(PWR)の原発。PWR型の原発をもつ北海道電力、関西電力、四国電力、九州電力は7月までに安全対策を完了する計画を立てる。 一方、福島第1原発と同じ沸騰水型軽水炉(BWR)は東日本に多い。 {再稼働申請を検討中の原発一覧}
電力会社 原発 値上げ申請で前提とした再稼働時期
北海道電力 泊1~3号機 2013年12月(1号機)、2014年1月(2号機)、2014年6月(3号機)
関西電力  高浜3、4 2013年7月
大飯3、4 稼働中で検査停止後の再稼働は2013年11~12月を想定
九州電力  川内1、2 2013年7月
玄海3、4 2013年12月(4号機)、2014年1月(3号機)
東京電力 柏崎刈羽1、7 2013年4月(1号機)、2013年5月(7号機)
中部電力 浜岡 -