メガソーラー向け融資が拡大し、2012年度は1000億円規模に達した。 国は太陽光発電の買い取り制度を実施しており、長期的に安定した利回りが期待できる。買い取り期間は20年で、事業者が年6%の投資収益率を確保できる前提で買い取り価格が決められており、融資を組み合わせれば利回りが8~10%になる計算。 そこで、金融機関はメガソーラーを株式や債券など代表的な資産と異なる代替投資として位置づけている。福島第1原子力発電所の事故後、再生可能エネルギー施設としてメガソーラーに注目が集まっており、融資額は2013年度以降も増加する見通し。 【エネルギー買い取り価格】 ・太陽光発電 38円(2013年4月から) ・風力発電 23円 ・地熱発電 27円