厚生労働省は、2019年4月24日、ビデオ通話機能を使うオンライン診療の指針改定案を示した。遠隔地の患者を対象にしたロボット手術をオンライン診療の1つとして容認する。

現在は、初診時に患者と医師の対面を原則としている。この時に診療した医師にオンライン診療を認めている。新指針では、担当医師の同席といった一定の条件のもとで、遠隔地にいる別の専門医がロボット操作で手術することを認める。

オンライン診療は2018年4月から保険適用が開始。指針は医師の職務などを定める医師法に違反していないことを明確にする目的で作られている。