政府は高圧ガス保安法や建築基準法の関係省令を2014~2015年度中に見直し、水素ステーションの規制緩和に乗り出す。

タンクへの水素貯蔵量を燃料電池車7台分から上限をなくす。安全規制を満たす土地を確保しやすくするため、水素の充塡機と公道の距離を8メートル以上から4メートル以上にする。太陽電池で発電した電力を使い、その場で水から水素を作り充塡する簡易版ステーションの建設を許可する。

政府は企業の水素ステーション設置計画を後押しし、2015年度中に全国100ヶ所の整備を目指す。また、1ヶ所あたり4~5億円の水素ステーション建設費を2020年頃に2億円と半減を目指す。


水素ステーションの規制緩和

項目 内容
タンク 燃料電池車7台分→上限撤廃
充塡機と公道の距離 8メートル以上→4メートル以上
簡易版ステーション 太陽電池で発電し、水素を作製