京都大学iPS細胞研究所の江藤浩之教授は2017年2月28日、人のiPS細胞を使って、血が止まりにくい難病患者に輸血する臨床試験を始めると発表。治験は白血病や骨髄異形成症候群、重い貧血の再生不良性貧血の患者を対象に、2019年春にも開始する。京大iPS細胞研究所が免疫反応を起こしにくいタイプの健康な人から作って備蓄しているiPS細胞を使い、患者が出血した際に症状がひどくなるのを防ぐ計画。
 

京大 iPSで出血悪化防止

項目 内容
対象 iPSで血液難病治療の臨床試験
治験開始時期 2019年春