三井物産は2017年2月20日、米大手不動産運用会社CIMグループに約520億~630億円の出資を決定したと発表。CIMは米大都市のオフィスや住宅、ホテルを組み入れた私募ファンドや不動産投資信託を運用しており、運用資産額は2016年9月末時点で約2兆1600億円に達する。月内にも第三者割当増資を引き受け20%の株式を取得し、CIMとの相乗効果で米国の不動産ビジネスを開拓する。

出資後は、傘下の証券子会社を通じて日本の年金基金などにCIMの運用商品を紹介し、資産規模の拡大を図る。
 

三井物産 米不動産会社に出資で資産規模拡大

項目 内容
出資金額 520億~630億円
対象 米大手不動産運用会社CIMグループ
取得比率 20%
取得時期 2017年2月中