三井物産は2016年11月18日、糖尿病患者向けの機器を手がける医療機器大手パナソニックヘルスケアホールディングスに約541億を出資すると発表。2017年1月にも筆頭株主の米ファンド、コールバーグ・クラビス・ロバーツから発行済み株式の22%を取得する。株式取得後の出資比率はKKRが58%、三井物産が22%、パナソニックが20%となる。三井物産は東南アジアを拠点とする病院運営大手IHHヘルスケアなどに投資しており、糖尿病患者は今後もアジアの新興国を中心に増えると予想される。
パナソニックヘルスケアと連携することで、相乗効果を高め、糖尿病治療の体制を拡充し機器の拡販に弾みをつける。
三井物産 医療機器大手に出資でヘルスケア事業を拡大
項目 | 内容 |
出資金額 | 541億円 |
対象 | 医療機器大手パナソニックヘルスケアホールディングス |
出資比率 | KKR 58% 三井物産 22% パナソニック 20% |
取得時期 | 2017年1月 |