G-FACTORYは、飲食店などの店舗がたサービスを展開する企業への経営サポートと、飲食店「名代 宇奈とと」を運営している。


新規上場概要

項目 内容
上場予定日 2016年9月30日
1単元株式数 100株
主幹事 SMBC日興證券
公募・売出 21万9000株
オーバーアロットメント 3万2800株
仮条件 3080円~3240円
ブック・ビルディング期間 2016年9月13日~2016年9月20日
公開価格 3240円


店舗サポート事業

飲食店や美容室など店舗型サービスの成長には、店舗の出店や移転、退店が伴う。

年間出店数が5店舗程度までの中小企業は、店舗開発や財務担当を行う専門分野の人材を雇用することは、管理や費用面でも現実的ではないとして、店舗物件・内装設備の導入など店舗サポートを行う。


【物件情報サポート「サブリース」】
退店希望の顧客に代わり、店舗物件の契約解除などを物件所有者と交渉。解約と同時に、G-FACTORYが物件所有者と新規に賃貸借契約を行う。並行して、退店希望の顧客から店舗の内装造作・設備などを購入。出店希望顧客に販売し、店舗物件のサブリースを締結する。

店舗の内装設備の販売代金が一時的な収益となり、賃貸収入がリース期間中の継続的な収益となる。


【内装設備サポート「リースサポート」「GFリース」】
「リースサポート」とは、リース会社と顧客との間でリース契約が締結されるように、両者の間に入り支援するサービス。顧客が希望する設備をG-FACTORYが購入し、リース会社に売却。同時にリース会社を貸主、顧客を借主としたリース契約が締結される。その際の販売代金がG-FACTORYの収益となる。

「GFリース」とは、顧客が希望する設備をG-FACTORYが購入し、G-FACTORYが貸主、顧客を借主とするリース契約を締結する。リース契約による受け取るリース料が収益となる。


【まるごとサポート「e店舗まるごとリース」】
飲食店の出店をパッケージ化したワンストップサービス。顧客の出店費用をG-FACTORYが負担し、G-FACTORYを貸主、顧客を借主とする契約を締結する。契約時の契約金とリース料が収益となる。


飲食事業

鰻料理のファストフード店「名代 宇奈とと」を運営している。主要商品は「ワンコインうな丼」「うな重」「ひつまぶし」となる。


G-FACTORYの業績推移

  売上高 経常利益 純利益 純資産 総資産 自己資本比率
2016年(1-6月) 12億円 2.6億円 1.7億円 8.2億円 22億円 36%
2015年 20億円 2.7億円 1.7億円 6.5億円 21億円 30.8%
提出会社 売上高 経常利益 純利益 純資産 総資産 自己資本比率
2014年 15億円 1.5億円 0.9億円 4.8億円 14億円 33%
2013年 13億円 0.8億円 0.5億円 3.7億円 10億円 35.9%
2012年 14億円 1億円 0.5億円 3.1億円 9.9億円 31.7%